Hello simple world!

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単純な世界へようこそ。こちらは最初の投稿です。

はじめまして。
ながのまゆいと言います。

昨年度まで、県立高校で社会科の教員をやっていました。



教員というお仕事は、とても楽しかったのですが、
どこかで、人生に妥協したな、と感じている自分がいました。

そんな自分のまま、高校生に未来を示すことなんて、
できるのだろうか?と思っていました。



でも、仕方がないと思っていました。
私にできることなんて、それくらいだと。


この世は巨大で複雑で、思い通りにならないことばかり。
自分ひとりでは変えられない
」。


ずっとそうやって、
いろんなことを諦めて生きてきました。



でも、本当にそうなのでしょうか?



私は、高校で倫理を教えるにあたって、
哲学や宗教、心理学などを学んだ時期がありました。

すると、

世界や自分の問題は、自分自身が決めている

のだということが、わかってきました。


そうすると、少しずつ、
周りの世界の解釈が変わり、
いろいろなことを変えられるようになってきました。


世界は、思っていたよりもシンプルで、
自分が、その世界を、良くも悪くも解釈しているだけなのです。




このブログは、世界をシンプルにする見方や考え方を、
ご紹介するものです。

学校教育に関わる方々や、
歴史や思想などに関心のある方々、
自分の周りの世界を変えたい方々は、
ぜひ、読んでみてください。

この世界は人のあつまり


歴史という科目は、世間には、
膨大な暗記事項をいかに頑張って覚えるか、
という勝負だと思われています。

でも、世界の構造パターンを理解すると、
実はかなりシンプルで、覚えるべきことも案外少ない、
ということが、わかってきます。


私は、地理や歴史は、
事実よりも構造を教えるべきだと思っていますし、

共通テストの方針を見て、
「たぶん、私の考えは、大きく外れてはいないだろうなあ」
とも思っています。



そしてこの考え方は、歴史だけでなく、
普段の生活にも、応用できると思うのです。


なぜなら、この世界は、人の集まりで成り立っているから



家族のことを、「最小単位の社会」と呼ぶことがあります。

国や世界のような、たくさんの人間の集まりも、
自分の周りの世界を、ものすごく拡大しただけです。


国と国との問題だって、
単純化したら、人間と人間の揉めごとと、
似た構造だったりしますよね。

世界は、自分の解釈でしかない


人間は、他人の考えていることを、ほんとうは知ることができません。
「こう思ってるだろうな」と、解釈しているのです。
そして、その解釈は、自分の投影なのです。


つまり人間は、
自分の持っている常識の範囲内で、他人を理解しているのです。


だとするならば、人の集まりである、地域や国や世界の動向も、
実生活と対応している、と言えます。

だって、認識しているのは、あなただから


世界規模の事件すら、あなたは、
生活のなかで自然と身につけている常識の範囲内で
理解している、というわけです。



ということは、
世界史や日本史を勉強すれば、自分がわかるし、
自分の周りの世界をシンプルに見ることができれば、
それを世界史や日本史に応用できる、ということです。

まあ、というか、勉強すべてに。



このブログでは、
世界を単純化する見方や考え方を、ご紹介しようと思います。


学校教育に関わる方々や、
歴史や思想などに関心のある方々、
自分の周りの世界を変えたい方々の、

参考になればうれしいです。

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